◆技術情報にFRCタイプを分類しました。◆ 令5年度(第2回)の施工技能講習の受付を開始しました。

照明ポール

概要



地際部が錆び、孔が開いた状態

照明ポールは道路設備ですから強度と車両の衝突安全性を満たすことが重要です。建て替えは廃棄物がでて不経済で環境にもよくありません。FRCであれば優れたコストと環境性と繊維強化コンクリートの強みとなるメンテナンスフリーを実現できランニングコストを大きく削減します。   

※FRC照明ポール工法はFRC協会認定品です。

鋼製照明用ポールの柱脚部の検査表

点検部位検査項目方法判断基準識別処置
柱脚部コンクリートのひび割れの有無目視有り補修エポキシ注入等
アンカーボルトの変形の有無目視有り補修あと施工アンカー等
ベースプレートの変形の有無目視有り撤去
発錆の有無目視軽微な錆有り補修ケレン塗装
目視著しい錆有り診断FRCを検討
点検口蓋の脱着の可否目視取れない診断FRCを検討
開口部及び溶接部のクラック目視有り診断FRCを検討
開口部の発錆目視著しい錆有り診断FRCを検討
点検口~地際間の内面ポール内面の発錆目視著しい錆有り診断FRCを検討
ポール内の水の有無目視有り補修排水と止水処理
鋼製照明用ポールの柱脚部の検査表
断 面 図    
・曲げ強度は鋼管比で約1.2倍と安全です。
・車両の衝突安全性は鋼管同等で安全です。
高耐久でランニングコストに優れます。
・導入コストは建て替えの1/3以下です。
・多様(柱脚式、埋込式)な形式に対応します。
内臓CD管で配線交換と結露の排水ができます。
・モルタル注入の簡単施工で品質が安定します。
電気工事業者で十分な補強ができます。
施工方法構 成
照明ポール補修

安全性・環境性

補修前補修後

外観:地際部が錆び、孔が開いた状態
通常は撤去のレベルです。

外観:補修後も変化しません
ポール内面からの腐蝕も防止します。
内臓のCD管でケーブル交換と結露排水ができます。
詳細

重 度 の 腐 蝕 中 度 の 腐 蝕

重度の腐蝕は点検口閉塞の範囲で補修となります。
結露の排水と配線は内臓CD管を使用する。

軽中度の腐蝕は標準範囲で補修となります。
結露水の排水と配線は内臓CD管を使用する。
詳細

物性

曲げ強度試験 第三者試験報告書はこちら
衝突安全性試験 一般社団法人 繊維強化コンクリート協会「FRC協会」

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※標準図、歩掛表は各メーカーへお問い合わせください。

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